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トランプ大統領、国家非常事態を宣言、NYダウ爆上げで、ダウは落ち着く?

昨日、3月13日金曜日、日経平均は、-1128円の大暴落となり、終値は、17431円でした。

 

前日の3月12日木曜日、2352ドルの過去最大の下げ幅で、大暴落したNYダウは、予想通り、金曜日の市場がオープンすると、+1300ドルほど反発しての寄付きとなりました。

ところが、トランプ大統領国家非常事態宣言を出すという憶測が流れ、そこから、1000ドルほど下げる場面があり、ドンドン下落していくNYダウを見て

「これで、NYダウが、前日の最安値、21154ドルを下抜けしたら、大変なことになる!」

と、ドキドキして、寝れなくなり、夜中の2時近くまで、NYダウの行くへを見てしまいました。(^^;

 

結果、今朝起きて見ると、NYダウは、+1985ドルの2008年10月以来の大幅上昇となっていて、大きく安堵したのでした。

 

トランプ大統領は、「欧州からの入国拒否宣言」で自国の株式市場を大暴落に導き、大失敗。

大統領選を目前に控えて、一番効果的な打開策に打って出た感じでしょうか?

 

Bloombergより

  トランプ氏は、非常事態宣言によりウイルス対応として最大500億ドル(約5兆4000億円)の利用が可能になると述べた。

 

この爆上げに、トランプ大統領は、ご満悦と思われるし、市場もかなりの安心感が広がった感じです。

 

これで、アメリカ国内の感染が爆発的に広がらなければ、落ち着きを取り戻せそうですが。

アメリカは、保険に入ってない人が多く、病院に行けずに感染が広がる恐れがー)

 

このNYダウの爆上げで、明後日、月曜からの日本の株式市場も爆上げ!と思いたいところですが、アメリカが国家非常事態宣言を出している状態でのオリンピックというのが、益々非現実的になってきました。

 

ギリシャ聖火リレーが突然中止になったように、いつ「中止」の連絡が来るかわからない状況になってきたのではないでしょうか?

 

巷では、中止はないかもしれないけど、延期は免れない、という流れになってきているので、来週月曜日からは、それを織り込んで、日本の株式市場がどんな動きになっていくか?ですね。

 

オリンピックにすべてをかけて臨んでいる世界中の選手の事を思うと、なんとか、この数週間で劇的に治癒する薬が見つかって、何ごともなかったかのように、オリンピックが開催されることを願わずには、いられません。

 

 AnswersNewsに治療薬の事が載っていたので、コピーさせて頂きました。

世界各地で広がる新型コロナウイルス感染症「COVID-19」。治療薬やワクチンの開発動向をまとめました

治療薬

米国の臨床試験登録サイト「CrinicalTrials.gov」によると、現在、COVID-19を対象に臨床試験が行われているのは、▽抗ウイルス薬レムデシビル(米ギリアド・サイエンシズ)▽抗HIV薬ロピナビル/リトナビル配合剤(米アッヴィの「カレトラ」)▽抗インフルエンザウイルス薬ファビピラビル(富士フイルム富山化学の「アビガン」)――など。

 

日本では、国立国際医療研究センターの研究班による観察研究として、これら3種類の薬剤の投与が行われています。このほか、吸入ステロイド喘息治療薬シクレソニド(帝人ファーマの「オルベスコ」)の有効性を示唆する報告があり、帝人ファーマは3月10日、厚生労働省からの要請に応じて臨床研究向けに同薬の供給体制を確保すると発表しました。

 

日本感染症学会が2月26日に公表した暫定的な指針によると、COVID-19で抗ウイルス薬の投与対象となるのは、50歳以上の患者と、糖尿病、心血管疾患、慢性肺疾患、慢性閉塞性肺疾患のある患者、免疫抑制状態にある患者など。いずれも、低酸素血症を発症して酸素投与が必要になった段階で投与を検討するとしています。

 

レムデシビル(米ギリアド)

ギリアドは2月26日、COVID-19を対象にレムデシビルの臨床第3相(P3)試験を始めると発表しました。試験は、重症患者400人を対象としたものと、中等症患者600人を対象としたものの2本で、アジアを中心に診断例が多い世界各国の医療機関が参加。いずれも、レムデシビルを5日間または10日間、静脈内投与し、発熱と酸素飽和度を指標として有効性を評価します。

 

レムデシビルはすでに、中国(中日友好医院主導)と米国(国立アレルギー・感染症研究所=NIAID主導)で臨床試験が始まっており、ギリアドによる企業治験はこれらの試験データを補完するものになるとみられています。中国での試験は4月に結果が得られる見通しです。

 

レムデシビルはもともと、エボラ出血熱の治療薬として開発されていた核酸アナログ。これまでの研究では、コロナウイルスが引き起こすMERS(中東呼吸器症候群)やSARS重症急性呼吸器症候群)への効果が示唆されており、ギリアドは2月3日に発表した声明で「今回の新型コロナウイルス以外のコロナウイルスで得られているデータは希望を与える内容だ」としています。

 

ロピナビル/リトナビル配合剤(米アッヴィの「カレトラ」)

ロピナビルはウイルスの増殖を抑えるプロテアーゼ阻害薬で、リトナビルはその血中濃度を保ち、効果を増強する役割を果たします。これらの配合剤であるカレトラは、日本では2000年にHIV感染症に対する治療薬として承認されています。

 

In vitroや動物モデルを使った研究でMERSへの有効性が示されており、COVID-19に対してもバーチャルスクリーニングで有効である可能性が示唆されています。CrinicalTrials.govによると、COVID-19患者にロピナビル/リトナビルを投与する複数の臨床試験が中国で実施中です。

 

ファビピラビル(富士フイルム富山化学の「アビガン」)

アビガンは2014年に日本で承認された抗インフルエンザウイルス薬。新型インフルエンザが発生した場合にしか使用できないため、市場には流通していませんが、新型インフルエンザに備えて国が200万人分を備蓄しています。

 

アビガンは、インフルエンザウイルスの遺伝子複製酵素であるRNAポリメラーゼを阻害することでウイルスの増殖を抑制する薬剤。COVID-19を引き起こす新型コロナウイルスもインフルエンザウイルスと同じRNAウイルスであることから、効果を示す可能性があると期待されています。ただし、動物実験で催奇形性が確認されているため、妊婦や妊娠している可能性がある人には使うことができず、妊娠する可能性がある場合は男女ともに避妊を確実に行う必要があります。

 

中国の臨床試験登録サイト「Chinese Clinical Trial Registry(ChiCTR)」によると、中国ではCOVID-19に対するファビピラビルの臨床試験が複数行われています。

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