昨夜、NYダウは、過去最高の上げ幅で、＋１１６８ドル。
終値は、２５０１８ドルでした。
NYダウは、先週から非常に荒い動きで、過去最大の下げ幅と上げ幅を繰り返しています。
まだまだ、これからどうなっていくのか？全く分からない状況ですね。
NYダウが、爆上げしたにもかかわらず、本日の日経平均は、為替が重く、１０４円台から上げることができず、本日も下げて、－４５１円。
ところで、アメリカが、インフルエンザの大流行で、１万人以上も亡くなっているのに、新型コロナウィルスでなぜこんなに世界中が大騒ぎするのかな？というご意見を目にしたので、ちょっと書いてみようと思いました。
■どうして世界中が新型コロナウィルスで、大騒ぎになっているのか？
ネットで調べてみると、今年、アメリカは、インフルエンザが大流行していて、患者数が２６００万人、死者は、１万４０００人以上になっているそうです。
凄い数ですよね！
日本の都道府県別の人口を調べてみると、東京都の人口が、約１３５０万人。
なんと、今季、アメリカでは、東京都の人口の２倍近い人達が、インフルエンザにかかった、って事なんですよね。
◆今季のアメリカのインフルエンザの患者数、２６００万人は、東京都の人口の約２倍！
で、亡くなった方は、１４０００人という事なので、死亡率は、単純に計算して、０．０５％です。
ところが、新型コロナウィルスの死亡率は、平均で２～３％、８０代の死亡率は、２０％といわれています。
◆インフルエンザの死亡率は、０．０２％～０．０５％
◆新型コロナウィルスの死亡率は、２％～３％
インフルエンザと同じような感染力といわれる新型コロナウィルスですが
アメリカで、インフルエンザと同じように、１シーズンで２６００万人もの人が新型コロナウィルスにかかってしまったら、５２万人が死亡する計算になります。
５２万人ですよ！
インフルエンザの死者１万４０００人とは、比べ物にならない数です。
なので、インフルエンザのように、抗ウィルス剤ができていない現状では、これは、世界の、人類の脅威になっているわけです。
日本に置き換えると、昨年の日本のインフルエンザの患者数は、１２００万人だったようです。
日本で、インフルエンザと同じように新型コロナウィルスに感染するとしたら、毎年死者が、２４万人になってしまうという事です。
２４万人というのは、渋谷区の人口２２．４万人をこえています。
◆アメリカで、新型コロナウィルスが、インフルエンザのように蔓延したら、５２万人～７８万人の人が、毎年、死ぬことになるかもしれない！
◆日本で蔓延したら、新型コロナウィルスで、２４万人（渋谷区の人口２２．４万人）が、毎年死亡することになるかもしれない！
そう考えたら、私もあなたも１０年後の死亡率が、グッと上がってしまう気がしませんか？
そんなわけで、今、ここで感染を食い止めないと！！と世界が必死になっていると思うのですよね。
現在、イタリアでは、新型コロナウィルスの死亡率が大変高くなっているようです。
この死亡率が高い新型コロナウィルスが世界に広がったら？考えただけで恐ろしいです。
とにかく、現在、新型コロナウィルスで、日本中の経済活動がストップしてしまっている状況で、これが長期化すると、企業の業績が悪化していくのはもちろんの事、中小や個人の企業での倒産など、どんな事が起こるのか？全く読めない状況です。
その上に、オリンピックが中止になる可能性がどんどん高くなってきており、数カ月後、半年後の状況を考えると、日本の先行きは、ちょっと恐ろしいことになりそうです。
早く新型コロナウィルスの特効薬が発見されないと、半年後、世界がこのウィルスに疲弊しているようで、恐ろしいです。
この週末、マスクして、池袋の西武デパートに行ってみると、デパ地下はけっこうな人で賑わっていて、ちょっとホッとしました。
家からバスに乗ってもガラガラ。週末なのに、道路も空き空き。
電車に乗っても、ガラガラ。
平日のデパートは、ガラガラ。レストランもガラガラ。
いろんなお店、ホテル、企業で注文取消し、注文激減。
本当に経済に与える影響は、深刻になっていくのではないかと。
一刻も早い新型コロナウィルスの特効薬？抗ウィルス剤の開発を願うしかありません。
私達も感染しないように、１人１人出来ることをやっていきましょう。
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